家決まるまでのあれこれ

生活/Life

今回は家探しにあたって遭遇した例 とか個人的な情報です。

2023年3月に強引にAirBnbを予約し、フルタイムで働きながらの家探しで、翌月のAirBnb予約とキャンセルポリシーを確認しながら 毎日サイトを見てメッセージを送って返事を待つ日々が3か月。自分で「家探してます」とKijiji で投稿した後にショートメッセージで「kijijiみました。入居者探してるよ」と連絡あったけど ショートメッセージじゃどんな方かわからないので「このところ詐欺が多くて、見に行っても家や人が存在しないことがあったのでKijijiのIDかSNSで連絡できませんか?」と尋ねたらプッチン。そして思ったのが、

キレ気味の大家がたまにいる(それが何故なのか)

これはキレずとも横柄な人がよくいます。大家も応募の書き方がそれぞれで、ほんといろいろ情報不足、写真さえも載せない人いておそらくサイトで募集なんかしたら山盛りの応募者がいて、対応に疲れていると思われます。ま、それでも自身も テナントいなくては困るんでしょうし 借りる方も住む場所や大家さんとの関係は大事だし対応は気をつけたいものです。が、、、、

探していた時に詐欺にたくさんあって、警戒強めにしたらブチ切られました。切られ内容は👇

「オマエの他に山ほど俺の返事を待ってんだよ、せっかく安く提供してやるって思って個人の☎番号でかけてやってるのに、オマエだけが応募してると思うなよ!」と、ガチャ切り(英語)。でも詐欺は個人の番号で送ってきてメールのアドレスを聞き、写真を送って魅力的に思わせて前金を払わせるのがスジなんです。だから、個人の電話番号だけだと要注意すべき と私は思いました。

また、移住者の間で人気のサイト JPカナダで 英語で入居者募集されていて詳細が書いてなかった(1300ドル/月 1BRだけ)ので「1人用ですか?お部屋の大きさや共有部分などはどうですか?2人も応募できますか?2人だと料金変わりますか?」と聞いて軽く自己紹介を添えて1500ドルで探しています と問い合わせたら1500ドルで2人入居できるかって聞くバカがいる?!」といきなりプッチン(英語書いてるけどネイティブではない)。「あなたの情報が少なすぎるので聞きました。募集するならお互いの無駄なやりとりを最小限にしたいのでこちらの条件を書いて質問しているだけです。条件見合わないなら返信してくれなくていいです。」と返信したら「せっかく親切に返信してやったのに!わかるでしょう?!ここは2000ドルでも見つからないのが当たり前なのよ??!」(その他いろいろ、忙しいのに、とか嫌味タラタラ)と続々返信が。「でももし返信してくれるなら「2人は受けてません」と返してくれればいいだけのことで 私がバカだといちいち書く必要ないし、私はバカではありません。JPカナダは日本人が多いけど見ているのは1人住まいだけではありません、載せるなら情報しっかり載せてあげてください。紛らわしい。」と返信したらまた長文でいろいろ。あなたのような甘い考えの人は永遠に見つからないわ!あなたになんか絶対に貸してあげない!相場も知らないで聞いてこないで!」とかなんとかで 精神病んでるの?ていう感じさえもして 「相場は私は知っていますが、詳細が書いてないからこのような無駄なやりとりになるんです。たとえこちらが1人でもこのようなノーリスペクトな返信される大家からはいくら安くても借りたくありません。あなたの今後の返信の時間は私ではなく、次の入居者に使ったら?」と返信したら返事終わりました。

なんか。。。。すごくないですかこの態度。

おそらく カナダ移住の日本人の拠り所になっているJPカナダは 受け答えが2ちゃんねる的な書き込みもある掲示板だと思うので私は全然好きじゃないしほとんど利用しませんが 家は本当に探しにくくて訪問し、初の問い合わせでこれだったんでこのサイトはもう永遠にさようならって感じです。家はカナダに何年も住んでいる人でも何十件と応募しても見つからないみたい。もちろん、お金に糸目をつけなければあります。けどそもそも2人で20万の家賃(が相場)ってすごい!だから大家も足元を見るし強気なんでしょうね。それで、詰まるところ 詐欺の経験とかも込みでマニトバ時代から半年以上いろいろ見てきて思ったのが、

大家次第 ということなんです

でも1人募集と書いていなければ、聞いてみるのもアリなはず。2人なら金額上乗せでOKの大家さんもまあまあいるし、私が内覧に行った家も、最終的に決まった家(1400ドル/月)も人数書いてなくて問い合わせてOKでした。住人十色 なんです。

アパート(集合住宅)だと、その相場 1人-1000ドル、2人-2000ドル。なんだけど個人の一軒家貸しはすべて大家の判断です。

●光熱費は込みか、シェアか、何%か。

●ランドリーは共有か、有料か。

●Wifiは?スピードは?

●駐車場は?

家の数ほど大家の個人差があるので詳細を聞いて当然だし、条件次第で1500ドルで2人もアリだったと私は思います。(好条件ではない とか /厳しい審査がある とか /応募が超多くて厳選される)

直近での内覧への流れを2つ紹介しますと、元は バーナビー市で探していました。

【1500ドル+Wifi自分で契約、バスタブなし、ランドリー週1回無料。1階部分。405sqft。2人OK】 FBで見つけてメッセージ。内覧の連絡が入って行くと、息子夫婦が住んでいる家の1階入居者探しでした。大家さん(お母さん)が私に決めてくれそうな素振りを見せてくれていたので 申請&査定に必要な書類を内覧当日(木曜日)送って、査定をするという息子さんともFBでやりとりをしていました。

3人息子がいる中でひとりは日本人と結婚しているという、そして査定役の息子さんからも日本が大好きとメッセージが来てたのでかなり相手が推せ推せな感じだったのですが その内覧案内をしていたお母さんと話をしていたら 周辺では最近のティーンが荒れているとニュースで目にするので 1度目の内覧で日が合わず行けなかった息子のことをいろいろと聞いてきました。コロナの中やってきてほとんど現地の子たちと交流しないままBCに来て、ギャングとかそういうの無縁だったのでそのように答え、物件はシャワーオンリーだったのとリビングがかなり狭くてなんかピンと来ず、内覧行ったけど一日考えていたら再度息子さんと見に来てと連絡がきたのでまた内覧へ。

推してくれているし このまま決まらない事に不安とストレスを感じで応募(木曜内覧の後すぐ書類を提出)、返事がないから金曜連絡して「次の宿の手配があるのでお返事いついただけるか教えてください」と聞くと、息子が査定をやるから月曜日になるという。宿のキャンセルポリシーギリギリの日だわよー と思いながら返事を待つ。

ところが結果は「最近のティーンエイジャーの犯罪や素行が心配なので リスクは避けたい」

という理由でNGとなりましたがFBでの息子さん達の見た目はギャングスタ系な感じ。ま、それがどうってことはないんだけど やんちゃな息子3人いて うちの息子見ても判断できなかったのだろうか? 息子は私には反抗的な時もあるけど 基本的に対社会では礼儀もって挨拶するタイプなので電話を切って 悶々としていましたが 縁なし!と割り切って次の物件探しへGO。

範囲もバーナビー市から、バンクーバー市、ニューウェストミンスター市まで広げながら 家賃はなかなか2000ドルとかは無理なので1500ドルから1700ドルに上げて探す。払える自信はないので2つめの仕事も探しつつ 毎日検索、毎日メッセージ送って疲れ果てていたら またひょっこり目に留まる物件がありました。

今度はバンクーバー市。

【1400ドル+光熱費20%、フルバスタブ、ランドリー週1回無料、地下室。425sqft。】

Craigslist 毎日複数回見ていると新投稿が。 1500ドルより下 キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! と思い、人数が書いてなかったので自己紹介を添えて問い合わせ。

相手はきっと山盛りくる応募メールを読みさばく時間がないだろうし、自分の仕事歴とBCへ来た経緯、現状AirBnb泊、問い合わせた内容(入居人数)がもし可能であれば内覧へ行きたい。行ける曜日と時間帯まで書いて 可能であればご返信ください。と 何度もやりとりする必要がないように簡潔に書いた。 

すると「今まで1人だったけど2人でもまぁ狭くてもOKなら 〇月×日△時に内覧来てください」と。

これまで詐欺とか、値踏みするとか、問い合わせただけでキレるとかいう 人に多く当たってきてたので随分とまともで相手も簡潔な返信だったので 前日に再度確認のメールを入れてスムーズに内覧の日が来た。

一軒家の内覧は 2,3件ありましたが 前の入居者がまだ入っていて大家さんが本人に内覧の許可を取り、鍵で入室するというところがほとんどでした。

(誰かが内覧に来るとか聞いてても片づけてなくて「うわ汚っ!」て思ったこと多々)

そして内覧の日、番地や玄関を探しているとティーンエイジャーの子が思わしき家に入ったので声をかけてみた。そしてママさんが出てきて案内してくれて 子供の人数を聞くに4人で、全員ティーンだという。大家さんの家庭はフィリピン系でうちの方が肌色濃いけど見た感じ種類がよく似ていた。こちらの状況(母子で子供は17歳ー写真を見せ、MB州から引越ししてAirBで3か月過ごしながら家探してる)と伝えたら 気に入ったわ同じティーンの親なら安心できる と言って 申請に関しての詳細をもらい、帰りのバスに乗り込むやいなや保証金を振り込み パンパカパーーーン!! 即決定!!

ティーンがNGというので前回断られて ティーンのいる家庭なら、と 決まった不思議。バーナビー市で探していたけど 結局はバーナビー寄りのバンクーバー市。(東)

●地下室(玄関別)1BR 425sqft 39㎡

●家賃1400ドル/月

●フルバスタブ

●光熱費25%

●Wifi アクセス無料

●駐車場なし(車ないのでOK)

●駅から徒歩10分(目の前のバス停からだと3駅)

●駅の周辺には Superstore, Save on Foods, Walmart, Canadian tire, Staples などが点在

街の乗り換え中継地「Commertial Drive」駅(大阪でいうところの本町みたいな駅)まで2駅。職場までが今まで50分だったのが35分になって便利!

ディスられながらも探した甲斐がありました!ありがとう大家さん!

ちなみにこんな家。

地下なので日当たりは良くないですが、暗いという印象はない。

一人十分寝れるスペースがあり、この部屋に今小さなデスクとシングルの布団、キーボードとダイニングテーブル、パイプ椅子二つおいても隙間があります。壁には暖炉がある(ほとんどの一軒家にありました)のですが州か国の規制で使用不可になっていて、物置場と化しています。けっこう収納できる。

そしてキッチン。

こじんまり。4つ口のコンロとオーブン、大きな冷蔵庫、レンジ付。ここは正直、狭い!1人用という物件だったことなのでなるほどねと思いました。切る場所がないので調理台がほしい。私はご飯作るので狭く感じますが 学生とか料理あまりしない人なら全然広いという感じはします。でもベーシックな物はそろっていて マニトバでもでしたがだいたいの物件についてることが多いです。内覧行ってみて、レンジなどがなかった場合は確認をした方がいいです。余計な出費になるし、次の引越し処分の時には置いていくことになると思います。

お風呂はシャワー&フルバスタブ(嬉)で、だいたいのバスタブは広いけど日本よりは浅いです。

ランドリーの条件を確認すべし

一軒家の地下やシェアハウスになると ランドリーに制限があることが多々。

うちも「洗濯は週に1回」とのことで、曜日を決めてやるという感じで大家と共同になります。(大家の方はもちろん使い放題で) 地下室にあたる私の家のリビングにドアがついていて、そこをあけると共用の洗濯機と乾燥機があって、上の階につながる階段があります。

最初は「週1かーーーー」と思っていましたが なんのなんの、週に1回しかしなくていいということなので必要なものは枚数を買いそろえればいいだけで 思ったより効率よしです。

ちなみにランドリー室はこんな感じ。大家のスペースを自分たちが借りるという感じですね。

入居日のいろいろ(いつ入居できるのか?)

こちらも前の入居者と大家の考え次第で 私はちょっとヒヤヒヤしました。

日本みたいに賃貸業者がはいることは少ないみたいですが これもすべて個人大家さん次第!

私の今回の引越しは 前の居住者が31日の夕方までいて、その後大家さんが設備のチェック、掃除をしてから鍵をもらったのが夕方5時ごろ。AirBnBの宿は1日の朝チェックアウト予定。

マニトバで取得した私の免許がBCに来てから住所が決まっていないため、3か月で切れるからレンタカーを借りられるのが 5月31日までで、入居が1日ということは 免許がないから車借りられないのでまた引越し業者を探さねばならない というバタバタ貧乏ぶり。31日の5時から荷物を運び入れる許可をもらい、Modoで車を借り倉庫から新居へ 2往復、また、宿から新居へ 2往復 荷物すべてを運び入れ 終わったのが夜11時50分。31日までの免許を使ってギリギリセーフの引越しでした。

31日、新居で泊まりたければ今日からでもいいよとのことで、AirBの居心地がNGだったので一日前倒してチェックアウトを済ませてその日から入居。息子のベッドは前もって発注済みで届いていて、新居の鍵をもらってすぐに一緒に組み立ててからから 倉庫や宿からの荷物を運搬しました。

ここ5年で一番忙しかった一日となり「過労死」という文字が頭をよぎりました。

でもAirB滞在が本当にストレス満載な3か月だったので、決まってくれて良かったです!

家が決まるまで フルタイムで働いてたけど他の人と喋る余裕がゼロで、休憩時間やトイレなどもずーーーーーーーーーーーっと家探していて 正直情緒不安定でした。

1人身じゃなくて 高校生の子供もいて 家が決まらないから学校いけないしどーするのとかもあったし(後日談でどこかで報告するかなー 未定)精神的にキツくて マニトバ移住ではいろいろ用意してもらって 日本での引越しをアレンジするだけだったので今回はいろいろともみにもまれた。

感謝と共に、学びある引越しでした。

お読みいただきありがとうございます。ではまた。

プロフィール
著者
chieson

時は昭和の頃(小学生くらい?)から世界の文化に興味を持ちつつ、海外へは出れず、個人的に多国籍な交流を日本で営みながら 旧友の支援を得て2020年、子連れで海外移住したクリエイター。今はカナダ。

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