カナダの平均的家賃とスタイル

生活/Life

こんにちは!

カナダで州またぎの引越し を必死のパッチで完了し、家が決まり入居してもうすぐ2か月です!

関連記事いくつかありますので 興味ありましたら項目ごとに読んでみてくださいね。

今日は引越しに関連する家の相場とスタイルについてお話します。

詐欺が多いこととその実録は こちら で紹介しています。

家賃の相場や見つけ方などは 先人のいろんな方々のサイトがありますので ググるとあがってはくるのですが 主に一人暮らし用のものが多いです。私は親と子、2人家族の引越しで 子供も小さくはなく もう大人2人として探してきました。思えば引越し考え始めた 去年の夏からリサーチを開始し、お試しの短期旅行で現地を訪問、

3泊4日のバンクーバー弾丸ツアー中部① ツアー中部② ツアー中部③ ツアー中部④ 

南の方まで足を伸ばした ツアー南部⑤ ツアー南部⑥ で記事にしています。

住み心地の良い都市で上位のバンクーバー

Forbesで発表される 世界で最も住みやすい都市 2022年度では

1位 ウィーン(オーストリア)
2位 コペンハーゲン(デンマーク)
3位 メルボルン(オーストラリア)
4位 シドニー(オーストラリア)
5位 バンクーバー(カナダ)
6位 チューリヒ(スイス)
7位 カルガリー(カナダ)、ジェノバ(イタリア)
8位 ジュネーブ(スイス)
9位 トロント(カナダ)
10位 大阪(日本)、オークランド(ニュージーランド)

我が街、大阪!健闘しています! 

こちら のサイトからイラストは抜粋させていただきました。

大阪の家賃がバンクーバーのように上がらないことを祈ります。

他県や外国の人からは関西人が好きと言われることも多いのです。関東方面や同じ関西でも京都などは少し品があるよう(オオサカ人には品がない ➡ 言い換えれば「飾らない」他県や外国人でも「親しみがもてる」ともいえる)ですが とにかく笑い&オモシロイことが大好き、食事の選択肢が多く、西へも東へも海外へもアクセス良しといったところもその理由なのかなと思われます。

さて、上位にいつもランクインしてカナダの中でも1位のバンクーバーに関して、私は「人気の街」というイメージがあり、自分がもしカナダへ行くなら違う都市の魅力を探してみたいかな と思ったりしていた時期が長くありました。観光地や空港周辺は中国人がとにかく多い(リッチモンドは60%を超える)ので中華街みたいな感じも否めないので 特にバンクーバーが好きとは思ってませんでした。

実際3月からAirBnbで住み始めて 仕事へ行きながらアパートが決まって4か月。

なんと便利なことか、人気には納得。

実際住んでみて、自分の趣味活動はさておき、生活面では大阪にいるのと遜色ないです。快適。

人種は本当に混在しているものの 至るところに中華系の強さが現れています。大阪もまた難波などは中国人・韓国人の観光客であふれかえっているので 印象が似ている気がします。

その前にいたマニトバ州ウィニペグ市は内陸で極寒ということもあり、またコロナ真っ只中で出歩きもできずにいたので 比べるインパクトとしてはトロントやモントリオールなどとは違うのかもしれないです。好きな人はあの街のこじんまり感と、ゆったり感と、家での生活を楽しみたい、人が多い、忙しい街が嫌いな人にはアリの場所とも言えますし、好みの問題かな。

特に便利だーーーーとBC州で即感じたのが電車と日本食です。

バンクーバー市の隣街、バーナビー市 で宿を取り、3か月住みましたがバーナビー市も良きです。 

バンクーバーにも30分あれば行き来できるし、バンクーバーと反対側でのニューウェストミンスター市にも1時間もあれば行けるので大阪ー神戸 や 大阪ー奈良 などの距離感で移動できる。 

ニューウェストミンスター市は建造物がレトロで歴史があるそうで結構好きでしたが 職場が遠くなるので第3候補くらいに置きながら家を探していました。

日本食はなんの不自由もないくらい手に入ります。マニトバ州へはおそらく輸送費がかさ増しされているのでかなり割高という印象が、こっちへ来てから感じています。BC州の方がお酒も魚も安いと思います。家賃は高いけど!

間取りの表示について 

ワーホリや移住で人々が利用している バンクーバー周辺での家探しのサイトは 先ほどの詐欺の事とあわせて こちらで記事にしています。私が内覧へ行けたのは CraigslistPad Mapper FBのマーケットプレイス でしたが、どのサイトにも詐欺の危険性がありますので 実際に大家さんとのやりとりで不信感を察知する必要がありました。特に年数が浅いオーナー登録歴のFBで好条件のところはほぼ詐欺間違いなしです。

海外の部屋の間取り表示は 日本でいうところの

1room ➡ Studio / Bachelor

1LDK ➡ 1BR (1 Bedroom)

2LDK ➡ 2BR (2 Bedroom)

あと、+ Den ➡ 畳3帖ほどの物置みたいな扱いの間がついている部屋も稀にあります。Denというのは巣穴みたいな意味らしいです。※知らんけど。

広さの表示 は スクエアフィート

日本では平米(㎡)とか畳の大きさでしたよね。こちらはスクエアフィートSqft と表示されておりフィートというのは足 👣(feet) の平均的サイズ 30cmを1feetと勘定していく方法が一般的です。 

なので 例えば5フィートてどれくらいの大きさ?だと 足でつま先とかかとをひっつめるように歩いた「トコトコ5歩」ほどの長さということになります。 だからといって、部屋をそれで書かれても分かりにくいやろ。って感じで畳部屋のアバウトいうと

6帖(10㎡)= 117sqft 

8帖(13㎡)= 157sqft

寝室がそれくらいとして、全体の広さは

Studio(1room)や1DKは、そこにシャワーやミニキッチンがついて~300sqft (15帖/24㎡)

※バスタブがなくてシャワーオンリーの部屋もあります。

※シェアハウスだとキッチン・リビング・トイレ・ランドリー・パティオの使用が共用だったり。

1BR(1LDK) はリビングとフルバスタブがついていて だいたい 400sqft~(20帖/33㎡)

※アパートもあるけど サイトでの募集は一軒家が多いです。

※「一軒家で玄関は別」という物件もあれば 共用玄関で、中に階段があって別れるパターンあり。

※大家がたいてい2階とか1階部分に住んでいて、地下か1階を借りるという感じが多め。

※3世帯とかはあんまり見なかったけど 稀にあります。

※キッチン・バス・ランドリーの共用の場合もあるのでよく読むこと。

たいていの物件には、冷蔵庫・コンロ・レンジ・オーブンはついていますが 洗濯機・乾燥機がないところも。

人数の設定が日本とは違う

広いからといって、何人でも住めるのかというと 500sqft 25帖/47㎡ は 日本人の感覚したら広いけどカナダでは 一人住まい用 としてが一般的。稀に2人OKもありますが。

これまでやりとりした物件のほとんどが 500sqftで2人?無理無理!という返事でした。内覧にこぎつけるのがとても狭き門なのです。一人用はシェアハウスでOKならさほどでもないと思われます。

ただし、支払える家賃によります。というのは、ほとんどが個別の大家さんで、日本でいうところ、家主が賃貸業者にお願いして入居者を探すことを 大家自身が記事を投稿してやりとりするので「そこをなんとか2人入居で」と頼みそれでもほぼ上乗せ家賃(300ドル/月一人あたり)を要求されることでしょう。それでも立地や家が気に入ってお金に糸目をつけずに支払えるなら交渉の余地ありですね。

注意すべきところは

●一軒家は木造が多いので 上下階の物音は日本より感じやすい。

●1人で探す場合は シェアハウスが多くて共用部分が存在する可能性大。ルームメイトとの相性。

●2人入居の場合は 格安物件は少なく、入居可能人数も書いてない場合が多いので確認を。せっかく内覧行っても、2人NGの場合があって時間が無駄になります。入居人数に使う英語は person の他にはoccupancy が多かったです。Single occupancy only とか Bachelor only と書いてあるところにいくらメッセージを送っても返事は来ません。送る自分の時間も無駄です。私もちゃんと読んで理解するようになってきて返信率があがってきましたよ。大家や募集している人の書き方もそれぞれですので 必ずよく読んでから応募 しましょう。

読まずに聞きたいことだけ送ったところで 50-100人の希望者がいる相手からの返事はありません。

まともに文章を読まずに送ってくる人がほとんどで、リスペクトさの微塵もなく質問ぶつける人が多いので疲れる と 内覧に行った時、何人かの大家さんが言っていました。

●ペットは加算されることもある。だいたい 募集に No smoking, no pets などと記載されています。

●どちらも先述した詐欺があることを知る。

家賃には何が含まれるのかを確認する

バンクーバー驚きの相場は 一人暮らし用の部屋(共用あり)で900-1700ドル(9-17万)が当たり前なのですが、家賃に含まれる/含まれない ものの表示として

光熱費(Hydro)水道代(Water)wifi、ランドリー など。アパートに設置されている洗濯室については極寒の地マニトバ州の情報ですが こちら で書いています。

駐車場は敷地内だとおそらく料金が発生しますが日本ほどではない、と思います。マニトバ州のアパートでは50ドル/月でした。高いところで100ドル。バンクーバーでよくみたのは「ストリートパーキング」都心部以外は道も広いから大きな道路周りの家ではなければ 止めるところはたくさんあります。

家の近辺はこのように 自転車のレーンの横に路駐車があったりします。

光熱費に関しては、家賃を先払いし、1カ月が終わると初旬に別途請求が来ます。全体の30%以下の請求は(1,2人の入居では)安い割合で、50%負担のところも多いです。

そして 家賃の相場は一人10万円!/月

いろんな人にいろいろ話を聞いて、相場を自分なりに出してみると 

1人住まい➡1000ドル(10万円相当)/月

2人住まい➡2000ドル(20万円相当)/月

・・・・・・・・っっっ

でも それが現実なのです。泣。

2人住まいで1500ドル 1BRで探していましたがバンクーバー市やバーナビー市では そんな物件、投稿されたら即決まりです。リッチモンド市やサレー市ではチラホラ見かけたので 職場の位置によってはアリですよね。ただしサレー市はギャング抗争が囁かれていますので 地区は要検討されたほうがいいかと思います。私もホワイトロックへ向かった旅で、バスでサレー市を横断しましたが 夜はその治安の情報を知っていたせいか なんとなく物々しい雰囲気だったです。人種はインド系が圧倒的に多くて バスの中は私一人アジア人でした。

バンクーバー市 光熱費の相場

先日、初の光熱費請求がきました。子が帰省してたので私だけだったせいもあって、50ドルでした。安い。。。でもWifiが電波悪くて エクステンションを2つ買ったのでプラス出費は60ドル(月々じゃなくて1回)です。本体があるのは1階の長男さんの部屋らしいのですが よく使う場所から離れていたので中継するために2つ買いました。まぁ、、、マシかな。でも時々本体が切れるようなんです。たぶん4人の子供達が一度に使っているような時間なのかな 夜12時くらい。こちらもがっつり使う時間なのでもし、給与に余裕があれば別契約するかもしれないです。今は家具さえ買えていないので無理だけど。

光熱費 目安(春・夏)は1人 または2人で 50-100ドル ほど

これは他に内覧に行った時 聞いた感じも含めてそう思いました。そう高くないですね?

来月は2人住まいで 息子は肌荒れがあるのでシャワーによく入るし よく食べるので また爆発的に上がったら更新追加しますね。

退去日と入居日の兼ね合い

日本とは違うと感じた大きな部分は 大家さんは個人でテナント(借主)を探し、個人で管理しているので ひとたびテナントの退去がきまったら その翌月に入れ替わりで入居してくれる人を探します。

前の入居者退去後に物件状態が悪い場合は修繕することもあるけど、ほぼ入れ替わりを希望されています。私の場合も水道のタップがかなり緩んでいるのですが「後で直すから6月1日から入居して」と言われました。➡今7月末ですが まだです。でもうちも片付いてないので今見せたくないのでそこはOK。

自分の家に住まうことになるので相性や好みもあり、思いのテナントが見つからない場合もあるので その間は手入れなどしている人もいます。たいてい、退去日の連絡をしたら「だいたいどんな修繕が必要か」を大家さんとか管理人が前もって下見にきます。

出る時は、窓や棚、シンクなどもしっかり綺麗にして出ると減点もされず、保証金も返ってきます。

マニトバ州の退去では何も破損はなかったものの 24ドル、一般的な清掃費としてひかれました。

たいてい前の入居者が末日まで入居して、翌日1日から新テナントが入ることが多いので、前の入居者次第ではギリギリまで入居できません。日本では空き家になってから業者の清掃が入って賃貸業者が広告に出すのですが こっちは一軒家は前の入居者がいる状態での内覧です。(稀に 新築ルームメイト募集や空き家もあるかも)

と、いうことは 前の人が末日退去なら こちらの宿のチェックアウトは末日では足らない場合もありますね。日本でしたら2,3日前に鍵くれたりしますけどすべては前のテナントさんの退去次第ということで 入居日までは寝床をキープしておきましょう。

というわけで 本日はここまで!

3か月滞在した隣街 バーナビー夜の風景をば。

またね!

プロフィール
著者
chieson

時は昭和の頃(小学生くらい?)から世界の文化に興味を持ちつつ、海外へは出れず、個人的に多国籍な交流を日本で営みながら 旧友の支援を得て2020年、子連れで海外移住したクリエイター。今はカナダ。

chiesonをフォローする
生活/Life
chiesonをフォローする
スポンサーリンク
スポンサーリンク

コメント