カナダの学校はESL (ELL) からスタート

学校/School

(別記事で学校のESLへの編入を書いてたんですが 書けそうな事が多くなってきたたので書き直しました)

うちは日本でアトピーひどくて、こっち来てからも休みが多かったけど、なんとか行き始めましたので実態はどんな感じなのか 詳細は息子の感想を元に書いてゆきます。

ESLクラスってどんなん?(ELLともいう)

アメリカや他の州では ELLEnglish Language Learner)と呼ばれているクラスで まさにABCからです。曜日、時間、年月日、を飽きるほどやった後、食べ物、色、物の名前、が増えてゆきました。

おそらく、本来なら午前は英語で午後は 必修科目のできる科目と 選択科目に移動していくつか受けるらしいけどなにせコロナでいろいろ通常ではなかったみたい。

9月8日  学校スタート  英語ESLクラス

11月半ば 1回目の通知表(いつからいつまでの評価かが 不明・・・)

      算数らしき冊子が追加

12月19日 クリスマスホリデースタート 1月4日まで

1月4日  コロナ規制のためESLクラス以外は2週間リモート。ESLのみ午前中登校。

      校舎が静かな感じだったらしい。

1月18日  全クラスオープン(リモートを選べる子はリモートのままかも)、ESLは午後もオープン

2月半ば  2回目の通知表(いつからいつまでのなのかが 不明・・・書いて?w)

      通知表明けの週から体育が始まった

そんな感じで2か月?おき?(不明)くらいを 1term(1くくりの期間?) とし、本人が登録した科目(単位取得科目)に対する評価が 通知表(Report card)に反映される。

???はてなばっかりでごめんなさい いろいろ初のことでして。

今のところESL(英語が母国語じゃない子のクラス)なので 理科・社会などはありません、また選択科目はうちは音楽やグラフィックなどを選んでみたけど パソコンとか音楽とか技術系だと機器の数に限りがあって共有するので消毒の問題があるのかもしれません。英語もまだアカンのでしょうけど何も始まってないです。分からない上にコロナでさらに分からないことばっかりです。

でもみるところ ESLにもレベルがあり、初心者クラスから入って(うちは4,5人)理解力があがると一段階上のESLクラスに移るみたいです。ESLは長い子で2年くらいは行くとのこと。先は長い。

       

冊子の方は、日本では使うことのない単語や 大人の英語学習者があまり使うことのない単語がチラホラ出てきます。Dictation て何?て聞かれました ➡ 書き取りのことみたいで。親が英語の中~上級者でないと子供に教えるのにひと勉強要ると思います。

単位制で、高校受験というものはない

9年生(中3)から12年生(高3)までの4年間で必須と選択科目を合わせて

30科目の単位(クレジット)を取得することで卒業資格を得る、ということみたいです。

中学校から高校にあがるための受験はなしですが、必修がとれていなくては次のGradeにあがれませんとのこと。マニトバ州は必修が17単位、専修が13単位=30単位で単位の詳細は州によってそれぞれ決められています。

目指すところがまず必須科目で 国語・算数・理科・社会 

そしてLife works という何かしらの科目(おそらく人生目標的なもの)と、体育。 英語ができない生徒は ESL(ELL)英語から授業を受けるのですが、9月に始まって、コロナでいろいろ不安定でありながら4か月後の12月ごろには簡単な算数がスタートしていました。文章題でなく、計算式だけの 足し算-引き算-掛け算-割り算。

九九 の力を最強に感じたので 九九 は絶対にマスターしておいた方がいい!

あと、おそらく単位の変換、面積などの公式 はできていると強そう。うちはまだそこまでいってませんが 入学の査定のテストの時にそういう問題 「底辺X高さ÷2」みたいなやつがありました。

            

いろんな話を聞くと、小さいうち(小学校)に行くといいと言われているのは 国語=英語や文化への馴染みが早いということ。逆にとても自由すぎるので礼儀や元の国の常識の感覚はなくなるとも聞く。ある程度大きくなる頃(中学校)だと 母国語も習得した後なので長い目でみて 両国の言語と文化は知識はそこそこ得る。また多感な年頃で傷つきやすかったりするために 馴染むのが遅い、孤立する。などといった問題があるようです。でも 行った学校の状況、クラスメート、先生、その他 本人の性格かなと 私は思います。

9月から始まって2回通知表きましたが コロナで単位のいろいろ分からない/うちの子が休まずにいけるかも分からないので また少し過ごしてから書きたいと思います。単位と教材についてはもう少し詳しく こちら にも投稿しています。

必須と選択科目

必修は1科目で1クレジット(単位)なんですが、専修科目は1/2クレジットの配分もあります。

① Industrial arts ― 産業に通じていくもの?

Food(食物)Texistyle(生地・織物)Woods(木工)Graphincs(グラフィック)など

②Hockey academy (アイスホッケー 国民の競技みたいな位置づけですかね)

ホッケーができる学生は 人気の位置づけが高いっぽい。知らんけど。

③Performing arts ー 芸術関係のことのようです。

ビジュアルアーツ、ギター、ドラマ(演劇かな)、コンサート(ジャズバンド)、クワイヤコロナ事情で体育館が閉鎖で体育もなし、カフェもなし、教室は勝手に移動してはいけない、昼休みは消毒の人が来るから どこでお弁当を食べたらいいか分からないし、英語で聞けるはずもない。という日々を当初は過ごしていました。

カナダの学校の良い(ゆるい)ところ

日本と大きく違うと聞いた学校、良いところは?

●始業が遅い

(コロナのせいか今は9時45分スタート こっち在住の子に聞いたら9時始業だったよ、だって)

●教科書を買う必要がない

(本来は前年度の生徒のお古を使うらしいけど これまたコロナのせいかプリントや冊子です)

●お菓子、ジュースOK(学校からも何かしらけっこうもらえます)

●服装、髪の色、その他 いろいろ自由(誰も気にしない)

●自転車通学OK 申請もいらず

(下手に質問すると 校長まで話行ってしまうぽいので 注意されるまでどこかに停めるがヨシ。)

携帯、デバイス持ち込みOK(親と連絡を取ったり、翻訳機を使うために限る)

●自販機(お菓子・ジュース)、食堂(カフェテリア)がある(今はコロナで閉まってる)

●広いのでとにかく開放的

●校則というモノが羅列されておらず、いろいろ幅広くテキトーである

学校のWifiが利用できて、パスワードでアクセスできますが、もし辞書が必要なレベルの語力の時は

日本で買っておいた方がよい です。

単三OK    カナダは不可   

使い勝手のいいリュックがあれば。教科書要らないっていっても習う教科が増えると 冊子が増えるのは増えるだろうし体育館シューズも着替え(Tシャツ)も入れるってなると 大き目があった方がいいみたいです。

   

良くない(違う)ところ

休憩は2時間おき で、体育もぶっ通し =生理現象に手をあげる緊張はない

体育は(今のところ)自由なスポーツを自分が選ぶことができる

まだ始まったばっかりなので不明ですが、バドミントンやりたければそこへ、バスケやりたければ自分で行く、クラス以外の違う学年の子もいますが 体育教師が1クラスにひとつの課題を教える、とかでは今はなさそう。

小テストが多い期末テストみたいなのはないから 地味に小テストで点数を稼ぐ)

●一夜漬けは無意味(の、ように↑ 小テストが頻発のため、普段から頭に入ってないとコケる)

●先生方はメールをちゃんと読んでない(肝心の質問に対する返事が返ってこないことがままあるw)

最初はけっこう休むと思ったのでアトピーや不登校の説明をする必要があったけど 結局呼び出されて同じことを説明、また私の英語がつたない内容だったのか 通訳とスポンサーを交えてミーティングしましょう言われて再度同じことを説明、全部メールで送ってたことだった。こちらは言葉が伝わるか不安だからメールで 予め送ったのに読めよなっ!て感じです。通訳の人も最初私がたどたどしく説明したものの 使う言い回しなどは「え、私言うたことと一緒やん」と思った気がすごくする。発音悪かったん?もっと難しい単語使うべきやったん?何?っていうね。。。

でも、日本人なら聞きたいという質問も、こっちではそんなこと気にも留めない人が多いのでスルーなのかもしれない。

学校の案内メールが多い

全学年とコースのことを送ってくる。自分の子供が知らせに該当するのかは文書内で確認の必要あり。

携帯に学校のアプリをいくつもいれさせられるが機能していない(使わないなら削除したい)

●寒い時はごっつい寒い(指先と目、1~2月中がピークらしい)

バスが遅れたりするけど 日本のようにどのルートで来るかとかの確認もないし、

遅延証明書などをもらう必要はなさそう。ただ、3回の遅刻は1日の欠席とみなされるので注意。

●出席率・理解度・提出物・態度 で単位を取っていく=どれが欠けても卒業できない

ということで ひとまず、コロナのせいでいろいろ通常運転でないものの ESL~単位についてでした。今年はコロナのせいで正常ではないし こちらも まだまだ分からないことが山積みで、熟知して書いているわけではないので 間違いや新情報などあれば 訂正&更新します。

ちなみに学校の編入の手続きは こちら で

学校への持ち物や体育のことは こちら で 紹介しています。

ではでは!

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