カナダでWifiを契約する

生活/Life

カナダに移住したのが2020年MB州、自分たち親子の趣味にあう居心地を求めて、BC州に半ば無理くり引越ししてきたのが2023年3月、ちょうど半年を過ぎました。

引越しにするに至っても紆余曲折が いろいろ & いろいろ あったのですが、無事に一軒家持ちの大家さんの地下室1BR(ワンベッドルーム=1寝室+1リビングルーム)を1400/月で見つけることができました。1BRの相場は2000/月とのことで(高すぎんか?!)、この物件はFree wifiも込みだったんだけど、大家さんには4人のティーンがおり、夜10時以降はもう全然Wifiつながらなくて困っていまして、いや、私はwifiなしでも生活可能な人間だけど子はwifi頼みの生活になっていたので、シグナル遅いくらいはいいんだけど切れることがとても多くてどこかを独自で契約しようかと思って一旦BC大手の Telusで(Shaw/Rogersもあったけど)工事の予約を取った、、、、んだけども

いろいろ問題がありすぎたので記事にしてみます。

ルーター1台で使えるデバイスの数は限りがある

らしい。

私はそのスジ(パソコンとか)に強いわけじゃないけれども、Windows 95あたりから 弱弱しくもPC使ってきたし、ITに非常に強い人達が周りにいた状況で相談をいつでもできる状況でした。それで、日本との違いをいろいろ思うに、コンクリート建築の家と木造だと木造の方がシグナルが届きやすいことと、設置されたルーターによって使えるデバイスの数は決まっていると知ってはいました。とはいえ、自分の家に設置されたルーターがいくつのデバイスを同時に賄えるかは知らないのですが、過去のシェアハウス(Airbnb)などでもアクセスが集中する時間にとてもスローだったりしたし 今回の引越しは大家からいただくフリーwifi にしても4人のティーンがいるので そういう問題になるだろうな と思っていて 4人ティーン、そしてうちの子もティーンなんで 合計このハウスにはwifi頼みの趣味を満喫したい子供たちが5人いる。5人が一台づつのデバイスを使うだけかというとそうではないだろうし、私ら親もいるし、互いのアクセス時間が集中する夜10時以降、いつもwifiが渋滞しては切れててExtenderを2つ買っても役には立ちませんでした。

BC州に来てから 一度、Telusで 独自で契約するため工事のアポをとって 工事の人は来たんだけど 大家が元々1ファイバー持っているので 別途地下室として契約を結ぶ必要があるという。申し込む際に住所の記述でベースメントを書ける項目がなく、備考欄に契約したいのは地下室であり「大家もTelusのラインがあるけど地下室の私は別に契約して自分が払いたい」と書いたのに 工事の人が来てから「住所の記述にベースメントがないからできない」と言われ、後にテラスから大家へ連絡がいったようだ。

Telusから大家には「誰かがあなたの住所にダブルでwifiつなごうとしてるけど大丈夫なの?」とかかってきたようで 大家から「wifi契約しようとしてる?別にアカウントを作ってあなたが払ってよ」と言われて、ややご立腹のようだった。

住所を登録するときに番地を入れたら、ベースメントといれられる項目がなかったから、備考欄に書いたのにちゃんと見ろやー。と思いました。それで、一旦工事の人が引き上げた後に 子が夏休みで1カ月帰省することになって、自分一人ならwifiなくても生活できるタイプなので日を見送り、次の工事のアポをキャンセル。その代わりにExtenderを購入して試していた。が、やはり、子が帰ってきて互いにデバイスを2つとか写真編集などに使う時にwifiが機能しないことが多くてイライラするし、自分もフル&Extraで働いてやっと時間があき、調べものがしたいという時や創作物をしたい時に全然使えないので独自のwifiを再度契約しようといろんな社のプランを見始めたら 一度キャンセルしたTelusから電話がかかってきてとてもいい条件の価格オファーが来ていい価格だったので工事の日を予約。

その価格オファーというのは 月額85ドルを55ドルにしますよ(2年間、それ以降はあなた次第で交渉して) というものでした。55ドルなら年間360ドル節約できる。

前の家(別の州)での契約と比較

マニトバ州ではこのカナダ移住計画をすすめて家まで用意してくれたスポンサーが契約していたTp-Linkというところの月40ドルほどのプランでスピードにやや問題はあったものの致命的ではなく退去までTp-Linkを使用。ちなみにTP-LinkはBC本社なので引越ししたらもっとシグナルが強いかもしれないから引越ししてから 個人で契約したい時、マニトバ州で使ったルーターを使えるのか、返却すべきなのかを退去するかなり前から問い合わせしてたんだけど ずーーーーーーっと返事がこないまま引越し日が来て、ルーターは破棄。後に返事が来たのですが そのルーターは引越しの再契約で別の州でも使えるとのことでした。でも荷物なるから私は捨てちゃった。

それでそのTelusから来た電話の担当者の口調はとても詐欺っぽかったので そんな安い価格で提供するなんて詐欺ちゃうの?とはっきり聞いたら詐欺じゃない、テラス従業員の認証メールを送るから信じてといわれて、実際認証メールがきたので信じてアポを取り、それで再度工事の人が来た。詐欺っぽかったけど本物のエージェントだから予約した日時に工事の人が来たということにはなる。

wifiの契約においては、ファイバー(wifiのシグナルを送る線)は家の外側(水道とかガスの検針機みたいな感じで家の外側の壁)についていて、工事の人はその検診機の中にあるコードの配線を見て、1本、2本、ケーブルテレビや、他社のコードを識別するらしい。で、新しいファイバーを契約するということは線をもう一本家の中に引き込むということで、工事に来た人は 

●壁に小さな穴を開けて引き込み(どこに開けるのが適切かを判断する)

●引き込んだ線を部屋の壁にジャックとして取り付け(LANケーブルのジャックと思われる)

そのシグナルがちゃんと作動するかを確認する

を業務としている。それでwifiとかケーブルつなぐっていうのに 家の壁の穴を開けます て言われたので 穴を開ける前にその位置を一応大家に連絡したら「壁に穴は開けないで!」「何か所も開けないで一か所だけにして!ゴキブリとかネズミとか入ってきたら困る」と言われたので 外からファイバーを通す穴、1か所だけにしてもらって、部屋の壁にジャックを取り付けるのはナシにして その線から直ルーターにつないで廊下に置くみたいな感じになった。

(でも大家もさぁ、Wifi契約するっていうことは壁にファイバー用の穴開けるって知ってるわけだから穴は開けないで!はなくない?だって大家の提供してる無料Wifiはつながらないから仕方なくこっちも別契約するんだし)開けたのは、外壁のこの部分から小指の先サイズの穴をドリルで開け、

この部分は大家所有のストレージにつながっていて、私の住まう地下室の壁に小窓がついていて

開けると、こんな感じで

その隅っこにファイバーは通されました。

この 黒いケーブルを先ほどの廊下の小窓からこのように線を垂らす、ということに落ち着いた。これなら大家の希望通りたくさんの穴を開けずに1つで済む方法。

ここから直でルーターにつないで廊下に設置。

そしてその工事が来て接続後48時間でTelusのアプリでアカウントの詳細がアクティブになると工事の人に聞いていたのだけど、そもそも最初の工事日(キャンセルしたやつ)のアポイントもアカウント内で表示されず、料金プランも見れなかった(のと、電話の人の口調が詐欺っぽかった)ので「アプリで私の予約状況とプランが見れない」と問い合わせをしていたんですが やっと生身のエージェントと連絡ついたのが工事の後で、その価格はプロモーションでもなんでもなく、普通の85ドル/月だと言われた。それで、状況を説明するもそんな履歴はないと言い張られて 私には従業員認証のメールの履歴とオファー時の☎番号があったので、この状況を責任者に報告して誰が私にオファーしたのか確認して問題を調査してください と依頼して一旦電話を切った。

エージェント詐欺(その人が成績を取りたいがための嘘案件)

それで、やっぱりあの詐欺っぽい口調は その人の成績稼ぐための口実だったんだと 諦めてレギュラー価格で払うか いろいろ考えてこのような大手で、1エージェントの嘘で契約させられて泣き寝入りするのもどーなの?私引越ししてきて週7でレベルで働いてんのよ と考え、Telusのコミュニティに「警告」として投稿し、Twitterみてみたら、似たような疑惑があったので詳細をいろいろ書き込んでみたらTwitterサポートから直でDMあって、詳細を報告してください できるかぎり調査しますとのことで そのサポートに状況を報告。その後Telusから電話で連絡があったけど出れなかったりかけなおしたりして(大手の問い合わせのほとんどが自動メッセージで、生身のエージェントと話すまでにはいろいろな段階があり、ぼんやり自動音声を聞いていたら聞き逃して終わって切られることが多々)なんとか生身のエージェントとコンタクトがとれて 状況を説明。➡しようと思ったがいろいろと詳細が行っていたようで、多くの説明は必要なかった。

でもそこに到達するまでに 何度も不在着信や大家とのやりとり、また、アプリ内の確認などに相当な時間を割いた。家賃の高いバンクーバーにおいて、月55ドルになるか85ドルになるかでは大きな違いもあり、他の プロバイダ Shawでは当時85ドルで500mbpsをオファーしていたので Telusの200mbpsだとShawの方が高速だったので この契約詐欺を押し通されるならキャンセルしたいくらいでした。それでも工事費60ドルは払わないといけないんだろうけど こんな騙され方に屈したくない。だって、実際他社と迷って 工事を一度キャンセルしてるから。

その詐欺オファーの件で やっとつながった生身のエージェントと、アプリ My telusでもその内容は見れないままだったのでその件も合わせて話をし、そのエージェントはこの道10年のベテランマネージャーだったようで できる限りのことをしますと言ってくれて結果、詐欺エージェントがオファーした内容の額で設定してもらえた。きっと過去にこんなことがもあるのだろうと思う。

また、Telusは携帯会社のKoodoとも連携(子会社なのかな?)とっており 私の携帯はKoodoなので、もしかしたら 家のWifi契約=月85ドルという標準オファーはKoodo契約者がらみの値段だったように思います。

そんなこんなでカナダでWifiの契約をする、は引越しの時と同様いろんな問題がありありでしたが なんとか契約を終えて今はとても快適です。

なんにせよ このようなやりとりのすべてを英語で ということになるので、やはり英語力がある方がストレスは少ないだろうな。カナダは英語圏ではあっても移民が多いのでガチ英語漬けにはならないと最近感じてます。まだ日本にいた時の方が英語漬けの環境を選んでいたので伸びしろがあったとも思う。それでも ここでしばらく生きるなら頑張らなきゃね。

というわけで、またね!

プロフィール
著者
chieson

時は昭和の頃(小学生くらい?)から世界の文化に興味を持ちつつ、海外へは出れず、個人的に多国籍な交流を日本で営みながら 旧友の支援を得て2020年、子連れで海外移住したクリエイター。今はカナダ。

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