炊飯に使うお鍋と水についてのお話
前回はアメリカ・カナダで手に入る有名どころの お米の種類 について書きましたが
日本でも安いお米を使っていたのでお水についてはいろいろ試したことがあります。
炊飯器はなくて、手持ちの鍋で炊いてきました。
研ぎ方
ご存知の方、こだわりのある方も多いと思いますので 我が家の方法をざっくりいきますと
①3,4回にごりが残る程度にとどめて研ぐ(臭みを感じるならしっかり洗う)
②手の平で押しつぶさず指の先で(水を切った状態でリズムよくカシャカシャと素早くとぐ)
③ザルを使って洗わない(お米を傷つけないように)
④最初の水は水道水でなく浄水器があればGood(我が家は全行程 浄水です)
⑤お湯じゃなく冷水で洗う
⑥柔らかく炊きたい時は浸水させる(つけおかないと、時間が経つと固くなる)
圧力鍋で炊く人で浸水させない人もいます。炊きあがり後にどのように扱うのかにもよりますが 俺/私は違う!と思ったらこだわりの方法でどうぞ。歴代勤めてきた飲食店のシェフ達からもらったヒントと個人的な意見です。
どんな鍋で炊けるか
フライパンでもレンジでも作ろうと思えばなんでも。
鍋ででしたらできるだけ厚い鍋が好ましい かと(でなければ焦げつく)。
土鍋タイプがあればムラも少なく良い感じに。日本では主に三島の萬古焼のコレを使ってました。
お鍋にも使えて便利。深みのある方がお米は炊きやすいように思います。
カナダで手に入りそうなのが よろず鍋風のまるよしの鍋 とか 三鈴陶器の萬古焼
どちらもカナダドル100前後のようです。いい値段する!でも欲しい!


但しキッチンが IH(Induction heatingの略)で制御盤埋め込み板になっているものは不可のようです。
電気コンロ(Electric stove)と呼ばれる電熱線がグルグル巻きにむき出しているものはいけるそう。
うちは IH板なので タイプ的にこんな鍋 を使っています。
家電、家庭用品は 今までいただきもの9割で、こちらへ来てからもその生活です。助かります。
日本にいた頃はたった1口コンロで親子生活(広めの一人暮らし向きマンション)していたので
卓上用 IHも私は欲しいと思っていました。
カナダのアパートは広いのでまだ購入していませんが、パーティ用に目ぼしはつけています。
卓上IHコンロ
こんな感じかな、と。
過去のシェフ(日本人)の指示でずん胴と呼ばれる パスタ用の鍋 を厨房では米炊きに使っていたことがありますが 上下の炊きムラがひどくて火元を調節しても 底の部分は焦げるので捨てるように言われていました。もったいないのでずん胴で炊くのは私はおススメしません。パスタに使いましょう。
いざ炊く時のお水は?
私はフィルター付きのお水ポット= ブリタと呼ばれるものを普段使いで利用していて、
洗い+浸ける+浸けた水そのまま炊きます。
マルチガロン精製された飲料水のプロバイダ Primo プリモ水株式会社 の水販売所まで汲みに行く水を利用している人や 日本にいた頃は、東レの トレビーノ を使っていました。フィルターの予備と一緒にカナダに持ってきました。
ブリタもトレビーノも フィルター が消耗品で必要になるのでセットで安く売っているものがあればそれをぜひ。
楽天でもブリタあります
プリモ=マルチがロン精製水(カナダ)私は18リットル強のボトルと 付属品 で利用。
洗ったお水は別の用途に再利用できる
基本洗いと炊くのにブリタ水で 水の違いを感じてみたい時にはPrimo水で。もったいないようですが 米のとぎ汁はお鍋についたカレーや香辛料の匂い取り、洗顔やパック、お掃除などもに使えます。使いたい人は取っておいてもよいですね。
というわけで 次回は お米を炊く時に効果的なもの と軟水硬水について、を紹介します。
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